Open Data Spaces 事業者向け参入ガイドブック
Open Data Spaces(ODS)について
「Open Data Spaces(ODS)」は、国や組織ごとの多様性を尊重する、オープンでスケーラブルな分散データマネジメントの技術コンセプトの名称である。 また、本書で利用する一般名称としての「Open Dataspaces」は、米国のデータスペース原著論文(Franklin et al., 2005; Halevy et al., 2006)及びデータメッシュ(Dehghani, 2019; Dehghani 2022)を中核として、民間企業・団体と連携した研究開発・商用水準での検証を経ながら設計された新世代の分散データマネジメント技術及びそれを構成する概念を指す。
(A)ODS 事業者向け参入ガイドブック(開発事業者向け)について
本書は、ソフトウェアやデータマネジメントサービスを提供する事業者が、データスペース事業への参入を検討する際に、参入の是非、自社が担い得る役割、初期投資の置き方を判断するための視点を整理することを目的とする。
本書は、個別仕様や実装手順を解説する技術書や手順書ではなく、参入判断に必要な概念理解と検討視点を提供することに主眼を置く。参入判断に当たっては、実際の参照実装ソフトウェアを用いて標準仕様でできることを確認しながら理解することが重要であり、「ODS技術者向け導入ガイドブック」において具体例とともに扱うことを想定している。従って、本書は、その前段階として、ODSの全体像を開発事業者の視点で理解し、どこに事業機会があり、どこから先は開発者向けガイドや参照実装で確認すべきかを切り分けることを目的としている。
続きを読む: 第1章 はじめに
(B)ODS 事業者向け参入ガイドブック(ユーザー事業者向け)について
本書は、データマネジメントやAIサービスを利用または自社で実装する立場にある企業や行政機関等の実務者・経営企画担当者が、データスペース事業への参入を検討する際に、参入の是非・自社が担い得る役割・初期投資の置き方を判断するための視点を整理することを目的とする。
本書は、個別仕様や実装手順を解説する技術書や手順書ではなく、参入判断に必要な概念理解と検討視点を提供することに主眼を置く。これらは、実際の参照実装OSSを用いて標準仕様でできることを確認しながら理解することが重要であり、「ODS技術者向け導入ガイドブック」において具体例とともに扱うことを想定している。従って、本書は、その前段階として、ODSの全体像をユーザー事業者(民間、公的セクター)の視点で理解し、どこに事業機会があり、どこから先は開発者向けガイドや参照実装で確認すべきかを切り分けることを目的としている。
続きを読む: 第1章 はじめに
著作権
Open Data Spaces 事業者向け参入ガイドブック(開発事業者向け)の著作権は、IPA、METI、NEDOに帰属します。なお、本ガイドブックは、NEDO「ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業」における成果を基にIPAにて編纂・取り纏めたものです。 Open Data Spaces 事業者向け参入ガイドブック(ユーザー事業者向け)の著作権は、IPAに帰属します。
ライセンス
本ドキュメント(Open Data Spaces 事業者向け参入ガイドブック(開発事業者向け/ユーザ事業者向け))は、Creative Commons Attribution 4.0 International (CC BY 4.0) の下で提供されます。 ライセンス全文: https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
最終更新